会議日程と研究者の希望日程、経費の仕訳は?

外国人研究者を招へいするとき、来日経験の有無によって対応が少し変わります。
初めて来日する研究者は、
会議日程に加えて「別の打合せも」「観光も」と希望が膨らみがちになり、経費処理
が複雑化するため、委員会の「招へい状」に記載された会議日程を確認します。
   来日・離日の確定日をはっきりさせましょう。
   宿泊の日数やホテル名も、早めに具体的に伝えておくと安心します。

来日経験が豊富な研究者は、
科研費などのルールを理解しているため、希望も経費の仕訳もスムーズになります。
唯一の要望は、航空会社の希望(マイレージ付与)が優先になるかと。
   運賃が高額にならないよう、先に航空日程案を2つ示しておくのがコツ。
   旅行会社のベテラン担当者に事前相談すると、うまく調整できます。
研究者の期待に応えつつ、公費のルールを守ること。そのバランスが事務の腕です。